100点は狙わない勉強方法【合格のための試験対策ポイント】コンクリート診断士試験

合格率15%の難関試験

コンクリート診断士試験の合格率は
約15%(2013年度〜2022年度の10年間)
※日本コンクリート工学会HPより

一般的に「難関」と呼ばれる試験です。

コンクリート診断士講習会を受講した方やテキストを読んだ方はご存知かと思いますが、非常にボリュームのある内容となります。

もちろん、全ての内容を理解することは大切だと思います。

しかし、時間をかけて、お金を払って受験するのですから、受験者としては試験をパスできる勉強をしたい!と考えるとも思います。

これから私の勉強方法を紹介させて頂きます。皆さんのお力になれば幸いです。
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どう勉強する?どうやって勉強した?

試験勉強のポイントは3つです!
  1. 試験問題の傾向を知る
  2. 特に重要な知識を覚える
  3. 模擬テストで練習する

そのために必要なグッズは2つ。
  • 試験問題集
  • コンクリート診断士講習会テキスト
2019年度からコンクリート診断士講習会はインターネット上での学習に。時代ですね(^ ^)

それでは詳しく解説していきますね!

1.1なぜ試験問題の傾向を知る必要があるのか?

コンクリート診断士試験に限らず、すべての試験に言えることですが、以下が理由です!
  • 試験にパスすることが目的である
  • よって、全問正解を狙いに行くのはコスパが悪い(この理論は別の機会に説明しますね)
  • つまり、頻出テーマや傾向を重点的に取り組み、100点を目指すのでなく、合格ラインを狙いに行く!

1.2試験問題の傾向を把握するためには?

①まずは過去問を見る!私の場合は5年分見ました。
  • ポイントは、解くのではなく、一通り見渡すこと。
  • なぜなら、頻出テーマを抽出するためです。
例えば「劣化のメカニズムが頻繁に出るなあ」「ひび割れの話も結構多いなあ」といった感じで、頻出テーマを抽出します!

②過去問の問題と解答を見比べながら、もう一度見る!
  • ポイントは、頻出テーマの中身を具体的に把握するため。
例えば「劣化のメカニズムのうち、ASRや中性化のテーマが多いなあ」「ひび割れについては、ひび割れパターンから変状原因を当てる問題が多いなあ」といった感じです。

③試験勉強するテーマをメモする!
  • ここまでで頻出テーマの把握ができました。把握したテーマを、ここでは“重点テーマ”とでも呼びましょうか。
  • この重点テーマをもとに、これから勉強に取り組みます!
繰り返しになりますが、100点を目指すのではなく、合格を目指す考え方です。

そのため、頻出・重要である“重点テーマ”に力を注ぎましょう。

ちなみに私は、複雑な計算が必要そうな問題は基本的に捨てるスタンスです。笑

では、具体的にどのように勉強していくのか、解説していきます!

2.1特に重要な知識を覚えるためには?

先ほど抽出した重点テーマに関する知識を覚えていきます。私の覚え方を紹介しますね!

  • 5年分の過去問とその解答を見ながら、テーマ別に知識をノートに書く。
  • ここで気をつけたいのは、問題を解くのではなく、知識を得ること。
  • わからない用語が出てきたらネットで検索。必要に応じてノートに書く。
  • 最後に清書すれば良いので、まずは乱書きして、とにかく書く。
※こうして振り返ると、私は書きながら覚えるタイプですね。

2.2勉強に必要なグッズは?

先ほども言いましたが、必要なグッズはこちらの2点です。
  • 試験問題集
  • コンクリート診断士講習会テキスト
試験問題集は、以下の観点で購入することをお薦めします。
  • 試験の傾向を把握するためにも最新版であること。
  • 5年分くらいの過去問と解答がある。
  • さらには各問題の解説も記載があること。

上記の要件を満たす問題集のうち、こちらの問題集が非常に使いやすかったです。

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コンクリート診断士試験の問題集で他に何があるか気になる方は、こちらも参考にしてください。

コンクリート診断士試験の書籍は受験者数が限られるのか、入荷待ちやメーカー取り寄せになりやすいです。
必要な勉強グッズは早めに準備しましょう!

2.3重点テーマの勉強ノート

重点テーマ別のノートの内容を本ブログ随時アップしています。サイトマップからご覧ください。参考になれば嬉しいです。


3.1模擬テストで練習する

私の取り組み方法を紹介しますね!
  • 過去3年分くらいの過去問を実際に解いてみる。
これは、現状でどれだけ解けるか?自分がどのテーマが弱いか?を知るために解きます。
  • ここでわかった、弱い部分や頻出内容で抜けていた内容を、乱書きノートに書き加えます。その上で、重点テーマ別にノートを清書する。
清書作業をすることで、頭を使って考えながら整理できるため、記憶の定着に繋げることも狙っています。また、試験前の読み返しにも使えます。
  • 腕試しで残り2年分くらいの過去問を実際に解く。
これで、合格ライン程度まで正解していればOK!

3.2さっそく勉強しましょう!

本ページ以外にも、勉強内容やテーマ別の試験のポイントも記載してます。

また、試験対策の重点を占める記述式問題の解答例も劣化パターン別に記載してます。

こちらのサイトマップで一覧にしていますので、勉強に活用ください。

皆さんのお力になれれば嬉しいです。

まとめ

◯試験勉強の方法
  1. 試験問題の傾向を知る
  2. 特に重要な知識を覚える
  3. 模擬テストで練習する
◯必要なグッズ
  1. 試験問題集
  2. コンクリート診断士講習会のテキスト


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