セメントペースト・モルタル・コンクリートの違いとは?


「セメントペースト」「モルタル」「コンクリート」


なんとなく聞いてるけど、明確に違いを覚えていない方もいらっしゃるのでは?

これらは配合の違いによって名前が異なります。

何を混ぜてるかがわかれば、一発で覚えられます!

イメージはこんな感じです。


なぜ骨材を入れるのか?

①コストを安くするため
一般的にセメントは高価な材料であるため、全てセメントで構造物を作るのは経済的に不利となります。

そのため、必要強度を満たす分のセメントは使用して、あとは骨材を入れてカサ増ししてあげるのです。

②ひび割れを防ぐため
セメント分が多いと、水和反応が活発になりすぎて、ひび割れを生じやすくなります。

それを防ぐために、骨材を入れ、セメント分を減らし、ひび割れを抑制してあげるのです。

詳細は、当ブログ内の温度ひび割れや乾燥収縮ひび割れ、自己収縮によるひび割れなどをご覧ください。

おまけ:メンテナンスの実力を習得したい方へ

  • コンクリートの基礎的な知識について紹介しましたが、コンクリートのメンテナンスに関する知識はたくさんあります。
  • コンクリート診断士試験の勉強は、試験だけでなく実践にも役立つ知識がたくさんあります。
  • たとえ受験しなくとも、勉強するだけでも相当な力がつくと思います(ただ、せっかく勉強するのですし、受験もすることをおすすめします!)
  • 下記の問題集は実践に役立つ知識を効率的に学べるので、メンテナンスの実力を習得したい人は是非勉強してみてください。

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◯ポイント
  • 択一式演習問題あり、択一式問題の解説が充実してる。
  • 正解の選択肢だけでなく、それ以外の選択肢に対する解説もあるため、コンクリート変状に対する実践的な知識、思考を得られる。
  • 記述式問題の解答例は、コンクリートの変状を診断する際に大切な考え方が学べる。具体的には「変状と構造物の観察→変状の原因推測と解明→対策の検討」が学べる。
コンクリート診断士試験の問題集で他に何があるか気になる方は、こちらも参考にしてください。

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